[Server & Network General] 新生さくらのレンタルサーバへ WordPress を引っ越すための手順 (5)

つづき。

Snapup に新機能が追加されている事に今更気がついて震えている。

・SSH接続ができる他社サーバーのバックアップ&ステージングもできる。
・バックアップデータを元にウェブサイトの引っ越しもできる。
例)他社サービス → さくらのレンタルサーバ
  さくらのレンタルサーバ → さくらのレンタルサーバ

簡単!Snapupを使ってWordPressのデータを移転してみよう!! | さくらのナレッジ

かなりの便利機能な気がするので、この機能をもっと推した方が良いのではないだろうか?

Contents

初回設定

気を取り直してバックアップとステージングの設定を行う。

手順はこちらにまとめられている。

初回は「スナップショットの取得」や「ステージングの作成」等を自動で進めてくれた。
作業完了後に下記のメッセージが表示される。

ステージングサーバー上のファイルは「ファイルマネージャー」から編集できます。
ステージングサーバーのファイルはスナップショットとして本番サーバーにリリースできます。
その他、サイト一式をzipファイルでアップロードしてスナップショットを作成したり
他のサーバーのサイトのスナップショットをコピーすることもできます。

ステージング

ステージングサーバー上のファイルは「ファイルマネージャー」から編集、ということだが「さくらのファイルマネージャー」ではなく「SnapUp File Manager」だった。
開発時に「SnapUp File Manager」からファイルを編集することは考えられないので、どんなユースケースが想定されているのか分からない。

また「ステージングサイトを開く」でサイトが表示されなかった。
「リダイレクトが繰り返し行われました」というエラーで、おそらく下記の影響と思われる。

原因4:WordPressとサイトのドメインが異なる場合 WordPressの管理画面で設定しているWordPressアドレス(URL)とサイトアドレス(URL)のドメインが異なる設定の場合、正しく処理が実行できません。

【バックアップ&ステージング】よくある質問 – さくらのサポート情報

使いどころが難しいという印象。

追記:ステージングの想定ユースケースについて、下記で触れられていた。

バックアップ

バックアップ = スナップショットは、先の手順で初回分が既に取得されている。
スケジュールを設定する。

Slack と通知連携が出来るので設定する。

リストア

復旧は「SnapUp」のスナップショット一覧から行える。

他のサーバを登録しておくと、このスナップショットから他サーバにサイトを復元できるようだ。

ToDo

ここまでの積み残しは以下の通り。

  • 「Webアプリケーションファイアウォール」の設定を保留。

確認

  • WXR のインポート で改行が詰められてしまうので markdown が壊れた。
  • カテゴリの親子関係が壊れた(ex. WordPress > WordPress の親と子がマージされ子がなくなった)。

つづく。