[WP Theme Dev] WordPress theme 開発時に利用する3つのチェック方法

「エンジニアのためのWordPress開発入門 – 6.6 作成したテーマのチェック」でも取り上げられていました。

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Contents

デバッグモードによるチェック

PHP 構文のエラーや WordPress 非推奨関数の警告などが表示されます。

VCCW では以下の設定に対応して、

site.yml
#
# The values of wp-config.php
#
force_ssl_admin: false
wp_debug: true
savequeries: false

このような値になっています。

wp-config.php
define( 'JETPACK_DEV_DEBUG', True );
define( 'WP_DEBUG', True );
define( 'FORCE_SSL_ADMIN', False );
define( 'SAVEQUERIES', False );

theme-check プラグインによるチェック

配布テーマ用のチェッカーですが、ソースコードを簡単にチェックできます。
Theme Check — WordPress プラグイン

VCCWvagrant provision 時にプラグインをインストールするには、下記の設定を追記します。

site.yml
#
# WordPress Default Plugins
# Plugin's slug or url to the plugin's slug.
#
plugins: ['theme-check']

テーマユニットテストによるチェック

さまざまなパターンのダミーデータをインポートして、表示に崩れが発生していないかを確認します。

VCCW では theme_unit_test: false になっているので、これを true に変更します。

site.yml
#
# Theme unit testing
#
theme_unit_test: true
# theme_unit_test_uri: https://raw.githubusercontent.com/WPTRT/theme-unit-test/master/themeunittestdata.wordpress.xml
theme_unit_test_uri: https://raw.githubusercontent.com/jawordpressorg/theme-test-data-ja/master/wordpress-theme-test-date-ja.xml

vagrant provision に失敗するエラーが解消している

以前のバージョン(2015年版)のデータは、インポート時にエラーが発生していました。
その影響で VCCW では vagrant provision が失敗・完了しないエラーがありましたが、データが書き換わっており解消していました。

まだ正式リリースではないようですが手動でインポートする場合も、wordpress-theme-test-date-ja.xml を直接ダウンロードすれば良さそうです。

補遺