NEC、JIS 規格に対応した自動検査ツールを開発

NECはこのたび、WEBコンテンツのアクセシビリティに関するJIS規格(JIS X 8341-3:高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス-第3部:ウェブコンテンツ)への適合を自動的に検査するツールを開発しました。

JIS原案を踏まえて、『日経パソコン』が独自に作成したアクセシビリティに関する審査項目

 アクセシビリティに関する審査項目は、JIS原案を踏まえて、『日経パソコン』が独自に作成したものを採用。各設問に最も関係の深いJIS原案の項目番号を表中に掲載している(表の「JIS原案項目番号」列)。なお、JIS原案の内容や項目番号は、策定後のJIS規格(JIS X8341:高齢者・障害者等配慮設計指針−情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス−第3部:ウェブコンテンツ)では変更になる可能性がある。

設計チームは「ユーザの声」ではなく「ユーザの行動」を分析するべき

そのためには、設計チームは「ユーザの声」ではなく「ユーザの行動」を分析するべきなのです。ユーザの声は、既にユーザ自身が分析した結果なので、もはや新たな発見はありません。一方、行動データはまだ分析されていない生データなので、それを慎重に分析して「暗黙の要求」を抽出することができるのです。

メニューの“広さ”と“深さ”

この論文のタイトルは『ウェブページ設計:情報検索のための、記憶と構造と匂いの関わり合い』というものです。

研究者たちは、ウェブサイト構築におけるガイドラインとなるようなメニューと階層の数を明らかにしようと実験を行いましたが、導き出された結論は「最適なメニュー数はn個である」という単純なものではありませんでした。論文のタイトルが示すように、最適な情報構造の背後には、ユーザの認知的能力、メニュー数と階層、そして“情報の匂い”といった要素が複雑に絡み合っていたのです。