「番号ポータビリティ制度導入により,固定電話から携帯電話に切り替える家庭が2004年にいっそう増加する」,米調査

有線通信業者は,これまでも回線卸売り業者やケーブル事業者と競争を繰り広げてきたが,LNP施行によって,新たな脅威が生じた。現在固定電話を使用しているユーザーの約10%が「電話番号を維持できるようになったので,携帯電話に移行するつもり」と回答した。この数字は,LNP施行より前に,固定電話から携帯電話に切り替えたユーザーの割合の2倍以上である。

 Standard & Poor’s社のTodd Rosenbluth氏は「過去2年にわたり,携帯電話への顧客流出は有線通信業者にとって頭痛のタネだったが,2004年は固定電話回線の解約がいっそう進む」と予測する。また同社は,「従来サービスとデータ・サービスのバンドルにより,顧客の忠誠心を獲得できるとする考えは疑わしい」と指摘している。「消費者は価格と利便性を追求しており,1社の事業者に固執することはなくなるだろう」(Rosenbluth氏)

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